首相官邸|外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議

令和7年6月6日、石破総理は、総理大臣官邸で第22回外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議に出席しました。
会議では、外国人材との共生社会の実現に向けたロードマップ及び外国人材の受入れ・共生のための総合対応策について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「本日の会議では、『外国人との共生社会の実現に向けたロードマップ』の一部変更と、本年度に実施すべき施策を示した『総合的対応策』を決定しました。関係閣僚におかれては、外国人材の受入れや共生社会の実現のための各種施策を着実に実施してください。
我が国が成長型経済に移行するに当たって、海外活力の取込みは不可欠ですが、昨今では、海外からの就労者や観光客等の増加に伴い、犯罪や迷惑行為、各種制度の不適切な利用など、国民の皆様が不安を感じるような事案も発生しています。
外国人の人権にも配慮し、我が国で孤立することのないよう、必要な支援を行うことは当然のことですが、ルールを守らない方々には厳格に対応するとともに、我が国の制度が社会のグローバル化に対応できていないことにより、国民の不安を払拭できない状況にあるとすれば、果断に見直しを行うことも必要です。
昨日、自民党からも、こうした問題意識の下、外国人との秩序ある共生社会の実現に向けた提言をいただきました。政府といたしましては、この提言も踏まえ、出入国在留管理の一層の適正化を始めとする、様々な取組を進めてまいります。
また、多岐にわたる施策を総合的に推進する司令塔機能を強化するため、この閣僚会議の体制を拡充するとともに、政府横断的な取組方針の策定も見据え、内閣官房に事務局組織を設立することといたします。
関係閣僚におかれては、外国人との秩序ある共生社会の実現に向け、相互に連携しながら、制度・施策の点検や見直しを進め、必要な対策を着実に推進していただきますようお願いいたします。」
出典:首相官邸 Webサイト
https://www.kantei.go.jp/jp/103/actions/202506/06gaikoku.html